ストップロス、リミット、またはエントリー時の指値、逆指値などの各種指値を出す場合に現在レートより〇〇Pips以内の場合、オーダーがキャンセルされます。
ストップレベルとは、この各種指値を入れることが出来る最低pipsのことです。
ストップレベルは各証券会社の各通貨ペアごとに個別に設定されています。
各種指値を現在レートからストップレベル未満で設定しようとした場合、上記のようなエラーが出てオーダーがキャンセルされます。
ストップレベルの詳しい値は気配値表示ウィンドウの通貨ペアを右クリックし、「仕様」を選択すれば確認出来ます。
上記の画像の赤線を引いている場所がストップレベルになります。
こちらはポイントで表示されています。1ポイントは表示されているレートの一番下の数値の桁になります。
例えばドル円ですと、レートが110.000のようになりますので、1ポイントは0.001になります。
40ポイントの場合は、0.04になり、4 Pipsになります。
この場合、各種指値を現在レートから4 Pips以内でオーダーしようとした場合、オーダーがキャンセルされます。
またストップレベルが設定されていない業者もあります。
その場合はここの数値が0になっております。
ストップレベル対策ですが、各種指値を設定する場合はストップレベル以上の数値で設定すれば基本的には問題ありません。
(多少の余裕を持った数値にした方が安全です)
もしくは各種指値がストップレベルに引っかかってオーダーが出せない場合、指定レートに到達したら通常エントリー、通常決済を行うという保険を掛けておくのも対策の一つです。
各種指値と通常エントリー、通常決済の違いですが、通常エントリー、通常決済のほうがスリッページの影響を若干受けるのとMT4を起動している場合のみしか決済が行えない以外はあまり違いがありません。
こちらの処理を加えた場合は、ストップレベルに引っかからない場合は各種指値で、引っかかった場合は通常エントリー、通常決済と切り替えることが可能になります。
各種指値を設定する場合は、ストップレベルにも注意して設定を行ってください。
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