今回はロット数の戦略2に引き続き、他のロット数の戦略を紹介していきます。
数値が出てきますが実際に売買する時は初期ロットに数値を掛けたものでエントリーします。例えば初期ロットが0.1、数値が3の場合は0.1×3で0.3ロットになります。
また1回の利益と損失の割合に関係なく使用出来るもの以外は利益と損失が一定の割合の場合に有効になります。例えば、決済はリミット10 Pipsとストップロス10 Pipsのみで常に固定など。
勝った場合にロット数を2倍とプラス1にしていく手法になります。負けた場合は初期ロットに戻します。
最初は1、負けた場合は1×2と+1で3、また負けた場合は3×2と+1で7になります。
逆マーチンゲールより更にリターンとリクスを上げた手法になります。
一回の取引の損益が1:1の内容に適しています。(例:勝った場合の利益が100円、負けた場合の損失が100円で同額)
[メリット]
運が良く勝ち続けることが出来れば逆マーチンゲール法よりも損益が増えていきます。
[デメット]
最終的に負ける確率が高いです。
また勝っている場合も何処かで止めないと必ず負けることになります。
最大ロット数などが設定されていた場合エントリーが出来ない場合があります。
逆マーチンゲール法は一回負ける時の損失が初期ロット数のみでしたが、グランバーレー法は一回勝つごとに負ける時のロット数が1増えていきます。
勝ち続けた場合、1 2 3 5 と増やしていき、5の後は負けるまでずっと5のまま続けていくという手法になります。
負けた場合は1に戻します。
1 2 3 5と続けていくので別名では1235法とも呼ばれます。
勝った場合にロット数を増やしていく手法になりますが、他の逆マーチンゲール法などと異なり、負けた場合でも利益を残す手法となっております。
〇勝後に負けた場合の損益は初回 -1、1勝後 -1、2勝後 ±0、3勝後+1、4勝後+6となっており、以後+5ずつ増えていくことになります。
一回の取引の損益が1:1の内容に適しています。(例:勝った場合の利益が100円、負けた場合の損失が100円で同額)
[メリット]
連勝した場合に利益が増え、3連勝以後は負けても利益が残ります。
また連敗した場合でも1回ごとに負けるロットは1で済みますので損失が大きくなり辛いです。
[デメット]
連勝しなければ利益が増えませんので最終的に勝率が5割以上でも連勝が少なければ損益がマイナスになることもあります。
連勝時にはロット数を増やし、負けた場合は初期ロットに戻す手法です。
また負けた場合に利益を一定残す手法となっておりバランスが良い手法になります。
一回の取引の損益が1:1の内容に適しています。(例:勝った場合の利益が100円、負けた場合の損失が100円で同額)
まず2勝するまでは初期ロットのままです。
3回目の数値は3になります。
4回目以降の数値の算出方法ですが、前回の数値 + 前回の数値の半分になります。
3回目の数値が3ですので、3 + ( 3 / 2 ) = 4.5になります。
5回目は4.5 + (4.5 / 2) = 6.75になります。
4回目から前回の利益の半分を残すことで負けた場合でも利益を一定の残しており、一回の負けで連勝分の利益を全て失うことなく続けることが出来ます。
[メリット]
連勝した場合に利益が増え、3連勝以後は負けても利益が残ります。
また連敗した場合でも1回ごとに負けるロットは1で済みますので損失が大きくなり辛いです。
グッドマン法との違いは数値の最大数がありませんので、ある程度の連勝数以上まで続いた場合はこちらの手法の方が利益が大きくなります。
[デメット]
連勝しなければ利益が増えませんので最終的に勝率が5割以上でも連勝が少なければ損益がマイナスになることもあります。
グッドマン法との違いは数値の最大数がありませんので、ある程度の連勝数で負けた場合はこちらのほうが残る利益が少なくなります。
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