お客様のロジックを自動売買システムに。MT4(MetaTrader 4)、MT5(MetaTrader 5)のEA、又はインジケーターに制作代行致します。
バックテストの使い方

バックテストの使い方

バックテストの使い方について説明します。まず、MetaTrader4 を起動させて下さい。次に、MetaTrader4 の 上部にある新規注文の左側にある虫眼鏡のアイコンを左クリックして下さい。(もしくは メニューの表示からストラテジーテスターを選んでください)

テスターの選択



すると、バックテストをする時に使う、テスターという画面が出てきます。

ストラテジーテスター




まずは、テスター画面の一番上にあるエキスパートアドバイザーを選んで使用するシステムを選択します。 エキスパートアドバイザーはバックテストで使うシステムを決定します。 次は通貨ペアを選びます。バックテストしたい通貨ペアを選んでください。

次にモデルですが、これはプログラムをレートが動くたびに動かすのか、特定のタイミングのみに限定するのかというものになります。 特定のタイミング(足が確定して次の新規足が出た時のみ売買するなど)の方がバックテストは軽くなりますが、シグナル、もしくはシグナルのための準備にレート毎の情報が必要な場合は特定のタイミングにすると売買のシグナルが変わる、もしくはシグナルで売買を行わないということが発生致します。

それぞれのモデルの違いですが、

・全ティック


レートが動いた時全てでプログラムが動きます。


・始値のみ


足が確定して新規足の始値のタイミングでのみプログラムが動きます。


・コントロールパネル


使用している時間足の一つ下の足が確定してその足の新規足の始値のタイミングでのみプログラムが動きます。 例えば1時間足を使用している場合は30分足の新規足の始値のタイミングになります。


始値のみプログラムを動かせば良いものに関しては他のモデルでも問題ありませんが基本的にモデルは全Tickがバックテストの中では一番信用度が高いのでお勧めになります。


ビジュアルモードはここのボックスにチェックを付けた場合、チャートの動きを見ながらバックテストを行うことが出来ます。 バックテストの結果のみ必要な場合はここのチェックは外してください。


次に、右のほうにある期間です。これは足の時間を決めるためのものです。調べたい時間足に設定して下さい。


その下にあるスプレッドは売買時のスプレッドの設定になります。ここの設定はPipsではなくポイントになります。 ポイントはその通貨ペアのレートの一番下の桁になります。

例えばドル円で110.001などの場合、一番下の桁は0.001になりますので1ポイントは0.1pipsになります。 またここは現在値を選択することで現在のスプレッドをそのまま指定することも出来ます。


その下の最適化のチェックボックスですが、こちらは最適化を行う時にチェックを付けます。 ここのチェックが付いていた場合通常のバックテストが行われませんのでお気を付けください。


右上にあるエキスパート設定でバックテストで使用する初期証拠金の設定、パラメーターの設定が行えます。


テスト設定




テスト設定タブの初期証拠金でスタート時の証拠金を設定、その右のタブで証拠金の通貨の設定が出来ます。 例えば初期証拠金が50000、通貨がUSDの場合は5万ドルの初期証拠金になります。

その下のポジションですが、売買のLong Only、Short Only、Long & Shortが選択できるのですが、こちらは例えばLong Onlyにした場合は買いのオーダーは通すが売りのオーダーはエラーを出して通さないという内容になります。 EA側で制御されるわけではなくオーダーエラーになるだけですので、実際には正常に動かない場合が多いです。

基本的にはLong & Shortを選択してください。


パラメーターの設定




パラメーターの入力タブではパラメーターの数値を変更出来ます。 値の数値をダブルクリックすればパラメーターを変更出来ます。

通常のバックテストを行う場合は値の項目だけ変更して頂き、スタート、ステップ、ストップの値は変更しなくても大丈夫です。 また左側のチェックボックスをつける必要もありません。こちらは最適化の機能を使う場合に使用します。

パラメーターが変更出来た後はOKを押してください。


最後に、テスターの右下のスタートを押してみましょう。プギュ~という音がなったら終了です。左下の方にある、グラフというタブを押してください。 グラフでシステムの成績が視覚的に分かります。

グラフ




次に、グラフの横にあるレポートを押してください。ここにはシステムのバックテストの データが出力されます。

レポート



このデータで取引回数、PF、損益、最大ドローダウンなど色々なことが分かります。




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