パラメーターの型についての説明です。
パラメーターの初期値を変更する場合など、パラメーターに数値などを設定する時は型に合わせたものを設定する必要があります。
パラメーターの場合、input 型名 パラメーター名 = 数値;となっており、inputの次にあるのが型になります。
input double lots = 0.01;
例えば、上記の内容の場合はdoubleが型になります。
下記によく使用する型の説明を記載させて頂きます。
false、trueもしくは0、1のみ。
主にON、OFFで使用するパラメーターに使用します。
falseが0、trueが1と同じになります。
例:メール送信のスイッチ
input bool Mail_Switch = true;
整数値のみ。
小数点を使用しないパラメーターに使用します。
例:マジックナンバー
input int MagicNumber = 2500;
小数点使用可。
小数点を使用するパラメーターに使用します。
例:ロット数の設定
input double lots = 0.01;
文字を入れます(日本語使用可。また文字としてなら数値も使用可)
例:メールの件名
input string Mail_Subject = "EA シグナルメール";
色を設定します。
例:矢印の色指定
input color Arrow_Color = clrRed;
それぞれのパラメーターには型で設定しているものしか入れれません。
例えば、int型は小数点以下の数値が使用出来ませんので、ここに1.1と入力してコンパイルした場合、実際の初期値は1になります。
ENUM_TIMEFRAMES型のように特殊な型があります。こちらは設定している数値も特殊なものとなっており、数値の代わりに文字が書かれています。
ENUM_TIMEFRAMES Multi_Timeframe = PERIOD_H4;
ENUM_TIMEFRAMES型は時間足の数値をパラメーターに入れる時に使用する型になります。
PERIOD_H4は240と同じ意味になります。
1時間足に変更する場合は、PERIOD_H4をPERIOD_H1に変更します。
ENUM_TIMEFRAMES Multi_Timeframe = PERIOD_H4;
↓
ENUM_TIMEFRAMES Multi_Timeframe = PERIOD_H1;
下記に記載しているオリジナルの型名以外は型名の上にカーソルを持っていきキーボードのF1キーを押して頂ければ、詳細が表示されます。
特にENUM_TIMEFRAMESのように数値が文字で書かれているものの場合は重宝します。
型名を宣言したオリジナルの型名を使用している場合があります。
enum Entry_Type{
Buy_Only = 0, //買いのみ
Sell_Only = 1,//売りのみ
Both = 2//両方
};
input Entry_Type Entry_Select = Buy_Only;
上記の場合、オリジナルのEntry_Type型を宣言しています。
この型では設定出来るのが、宣言の中にあるBuy_Only、Sell_Only、Bothのみになります。
Buy_OnlyをBothに変更する場合は下記のようになります。
input Entry_Type Entry_Select = Buy_Only;
↓
input Entry_Type Entry_Select = Both;
ただこちらの場合、パラメーター画面ではコメントに書いてある買いのみ、売りのみ、両方が表示されています。
パラメーター画面とソースコード画面で異なりますのでお気を付けください。
基本的にオリジナルの型は使用されているパラメーターの上部に設定してあることが多いですが、一番上部にまとめて書かれている場合、また複数同じ型を使用している場合に最初に使用した型の時のみ宣言されている場合などがあります。
型の宣言をする時は先頭にenumとついていますのでそちらを探してみてください。
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