トレーリングストップは一定の条件を満たした時にストップロスを変更して行く手法になります。
基本的には、買いエントリーの場合はエントリー後の最高値が更新した時にその最高値から〇〇Pips下にストップロスを変更。その後にまた最高値が更新すればその最高値から〇〇Pips下にストップロスを変更して、ストップロスを引き上げていきます。
(売りの場合は最安値を更新するごとにストップロスを引き下げて行きます)
ストップロスを有利な方向に更新して行きますので、損失を減らす、もしくは利益を伸ばすことが可能になります。
例えば、トレーリングストップが50Pips、ドル円110.000で買いエントリーした場合、そのまま下がれば109.500でストップロスで決済されますが、最高値が110.500まで上がった場合は100.000までストップロスが上がり、最高値が110.800まで上がった場合は110.300までストップロスが上がっていきます。
上記が基本的な内容になります。
他には下記のような内容もあります。
トレーリングストップをスタートするPipsの設定です。
エントリー直後はトレーリングストップを起動せずに、ポジションのエントリーレートより〇〇Pips利益方向にレートが動いた時にトレーリングストップを起動させます。
例えば、ストップロス50Pips、トレーリングストップ10Pips、スタートPips50Pips、ドル円110.000で買いエントリーした場合、エントリー直後はトレーリングストップが起動せずにストップロスの50Pipsが有効になり、109.500にストップロスが設定されます。
その後に、最高値が110.500になるまでトレーリングストップは起動せずに、110.500に到達した時にトレーリングストップが起動して110.400にストップロスが変更になります。
あとは通常のトレーリングストップと同じように最高値が更新されるたびにその最高値から10Pips下にストップロスが変更になっていきます。
トレーリングストップのトレイル幅の設定です。
この幅以下の値動き以下の時はストップロスのレートを変動させない機能です。
通常トレーリングストップは買いポジションの場合、最高値が0.1pipsでも上がれば、ストップロスも変更して行きますが、こちらの機能は前回の更新時から最高値が〇〇Pips以上上がらない場合はストップロスを更新しない機能になります。
例えば、トレーリングストップ10Pips、トレイル幅20Pips、ドル円110.000で買いエントリーした場合、最初は109.900にストップロスが設定されます。その後に最高値が110.200になるまではストップロスは変更されずに、110.200の時に110.100にストップロスが変更になります。
その次は最高値が110.400になるまでストップロスが更新されずに、最高値が110.400になった時に110.300にストップロが変更になります。このように20Pips毎にだけストップロスが更新されることになります。
特定の条件でストップロスを変更する内容です。
例えば、トレーリングストップのスタートPipsと似たような内容ですが、エントリーレートから〇〇Pips利益が出た時にエントリーレートにストップロスを変更。以後ストップロスは変更しない。
特定のインジケーターに合わせてストップロスを変更など、条件ごとに色々な設定があります。
トレーリングストップですが、上記の内容を組み合わせて使用しても問題ありませんし、基本的な内容のみで使用しても問題ありません。
ご希望の売買ルールによって決めて頂ければ問題ありませんので、トレーリングストップ機能を付ける場合はご希望の仕様をお教え頂ければその内容で制作させて頂きます。
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