通常決済とTPとSLの違い
決済の方法はロスカットなど特殊な決済を除ければ、通常決済とTP(指値決済)とSL(逆指値決済)のみになります。
通常決済はポジションに決済オーダーを出して決済する方法になります。
手動で決済を行うのもこちらになります。
EAでは指定の条件が成立した時に自動で通常決済を行います。
TPとSLは指定のレートに到達した時に自動で決済される内容になります。
こちらはTPとSLを設定した後はEAではなく証券会社側で処理されます。
ですので、EAを停止していても指定のレートに到達した時に決済が行われます。
通常決済とTPとSLの違いですが、通常決済は色々なルールで決済可能ですが、TPとSLはレートが到達した時に決済のみとなります。(トレイリングストップなどのように条件成立時に決済レートを変動するということは可能です)
同ルールの場合の違い
同じルールで例えば建値から〇Pips変動した時に決済という内容の場合、通常決済もTPとSLもそのレートに到達した時に決済が行われますが、下記のような違いがあります。
・通常決済
スリッページの影響をTPとSLに比べて少し受けやすい
ストップレベルの影響を受けない
・TPとSL
スリッページの影響を通常決済に比べて受けにくい
ストップレベルの影響を受ける
ストップレベルは現在レートからTP、SLのレートまでに指定のPips以上離れていなければTP、SLが設定出来ないという内容になります。
詳しくは下記のページに記事がありますので、宜しければご覧ください。
ストップレベルについて
上記の内容から、一定以上レートが離れているならTP、SL、指定のレートがあまり離れていないなら通常決済の方が良いという内容になります。(TPとSLが設定可能ならTPとSL、ストップレベルで設定不可なら通常決済と自動で使い分けるという内容も可能です)
TPとSLが向かないケース
一部のルールではあまりTPとSLが向かないケースもあります。
かなり頻繁にTP、SLのレートを変更するようなケースの場合、証券会社から警告が来ることがあります。
例えば損失が〇〇円になるレートにSLを設置などという内容で、口座が円口座でユーロドルの取引を行っている場合、損失が〇〇円になるレートを算出するのにユーロドルのレートとドル円のレートが必要になります。
ユーロドル単体でレートが算出出来ませんので、例えばドル円のレートが微妙に上下するだけでそのレートが0.1pips変動する場合、その変動した回数分SLが変更になり、何百、何千と変更することになる場合もあります。
SLを変更する内容でもトレイリングストップの場合は一番利益が出たレートを更新しない限りSLも変更されませんが、上記のようにレートが変動しただけで頻繁に変更する内容などの場合はTPとSLには向きません。
